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ここ半年間の建物探訪の報告

2023-02-18
第47回
2022/8/6 建物探訪
(仮称) 目黒区中央町2丁目計画 敷地見学
新建築8月号集合住宅特集掲載クルミビル 見学
ビラビアンカ見学 坂倉順三設計 
TRATTORIA RIDE 昼食
千代田区神田和泉町計画 敷地見学
台東区寿3丁目計画 敷地見学

第48回
8/20 建物探訪
(仮称)足立区千住宮元町計画 敷地見学
(仮称)荒川区西日暮里1丁目計画 敷地見学
(仮称)江東区扇橋1丁目計画 敷地見学 
つきぢ神楽寿司 昼食
靖国神社

第49回
9/3建物探訪
(仮称)湊町3丁目計画 敷地見学
(仮称)南千住1丁目 敷地見学
(仮称)板橋区宮本町 敷地見学
  南長崎プロジェクト
(仮称)渋谷区笹塚4丁目 敷地見学
新宿 桂花ラーメン 昼食
コロナワクチン接種のため早退

第50回
10/15建物探訪
(仮称)葛飾区金町3丁目計画 敷地見学
(仮称)足立区柳原2丁目計画 敷地見学
(仮称)板橋区高島平7丁目計画 敷地見学 
鉄板焼きSublime 昼食
(仮称)有限会社さくら様マンション新築工事 敷地見学
ヴィラ・クゥクゥ

第51回
11/5 建物探訪
(仮称)新宿区早稲田南町計画 敷地見学
漱石山房記念館
(仮称)新宿区新宿6丁目計画 敷地見学
トラットリア ダ ルイジ 昼食
(仮称)新宿区北新宿2丁目計画 敷地見学
南長崎プロジェクト
鹿島建設 社員寮
(仮称)練馬区中村北4丁目計画 敷地見学

第52回
11/19 
(仮称)世田谷区松原1丁目計画 敷地見学
(仮称)世田谷区桜丘5丁目計画 敷地見学 
M2ビル
(仮称)世田谷区北沢5丁目計画 敷地見学
マクドナルド 昼食
世田谷美術館

第53回
1/21建築探訪
・下北沢駅周辺観察
・合心酉庵 昼食
・安藤忠雄集合住宅 LEGALAND下北沢
・北沢タウンホール
・安藤忠雄 福原病院

第54回
2/18
・クルックフィールズ見学(木更津)
KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)– 人と農と食とアート –

昨年の8月からの活動です
名建築見学、計画敷地見学、美術館鑑賞、どこにいくにしても、制限がかけられ、思うように行動ができませんでした。
半年前は、まだまだ世の中、コロナ禍の真っただ中、今日のような日がくるとは思いもしませんでしたが、
ようやくコロナも収束してきた気がします。
屋外ではマスクを外して散策している人たちも垣間見れるようになりました。
思えば2020年の4月、第5回目の建築探訪に、ここクルックフィールズに行きましたが、残念なことに、その当日に
緊急事態宣言が発出され、中には入れませんでした。
その時のブログが、
「今回は人が密集する場所を避け、新型コロナウイルスを避け、千葉県木更津市にあるKURKKU FIELDS(クルックフィールズ)に向かいました。
ここは「農業」「食」「アート」を軸とした複合施設で音楽プロデューサー小林武史氏が代表を務める株式会社KURKKUが手がけています。
約9万坪の広大な農場で、多くの野菜、家畜を飼育。食を通じて、これからの人や社会の豊かさを提案していくというコンセプトです。
フジワラテッペイアーキテクツラボの藤原 徹平(フジワラ テッペイ)氏がマスタープランと主要設備の設計を担当したとの事。
遠い遠い道のり(ナビで60キロ先)に向かい、木更津市矢那に到着しました。
すると、「コロナ対策で休園中」の看板が質素に掛かってました。
そりゃそうだと思いながらも昨日ネットで調べたんですが開業している事を調べてきただけに(急な対策だったのでしょう)残念しかたなく、いくつかの建物を外から眺めて帰る事にしました。
ただの木造では無く、木その物を全面に見せることで自然との共存、調和を伝えている気がしました。中村好文さんの建築らしい出来栄えです。
敷地は高低差が激しく元々の大地の形状をそのまま利用しています。
建物は屋根が波を打った様な形状をしていたり、複雑な形状をしていたりしますが、高低差のある段々の敷地に上手に調和していました。
珪藻土の仕上げも相まって自然の中に建物が溶け込んでいました。 
久住章さんと言って有名な左官職人によるデザインです。
残念ながら休園している為に、あまり建物を見る事は出来ません。
そろそろ移動する事にします。」

あの時は、係員のおじさんに追いかけられ、こりゃダメだとと思い、おじさんに謝って退散した記憶があります。
あれからちょうど丸3年かかって、今日はおいしいソーセージとワイン1本飲み干しました。
最高の日でした。
草間弥生さんの屋外彫刻も堪能できたし、係の人(学芸員らしき人)からの説明を聞きながら、今月号の新建築に掲載された地中図書館も見学できました。

マキコラドムセンター

2023-02-09
マキコラドムセンター


名誉ある旭日双光章を受賞されたイスカンダール万亀子様が、2750㎡の土地(日本語補習校)をインドネシアに寄贈された。
当社も微力ながら補習校にはご寄付をさせて頂き、少しでもお役にたちたいとの思いでした。今回の寄贈を受けて学校の名前がマキコラドムセンターになりました。
私も万亀子様と出会うまで、こういう地道な活動をインドネシアで日本人がしてきていたことを知りませんでした
インドネシアが親日国であることですら、5年前までは知らなかった自分が恥ずかしい。
歴史をもっと勉強しないと、と思う次第です。

20180-05-04 「バリにてインドネシア国交樹立60周年記念パーティー参加」

バリ島戸建てPJ バリ日本国総領事館 完了検査

2022-10-21
成田空港、ジャカルタ空港
サヌール1
サヌール2
サヌール3
日本国総領事館
定礎
ポテトヘッドスタジオホテル1
ポテトヘッドスタジオホテル2
ラッフルズホテル1
ラッフルズホテル2
バリ島戸建てPJ バリ日本国総領事館 完了検査

2020年の2月末を最後に、コロナ禍により、海外に行くことが出来なくなり、建物の完成した姿を見ることが出来ませんでした。
2年10か月ぶりに、やり残した完了検査のために、バリ島へ行ってきました。
町がすっかり変わってしまっており、いいところと悪いところがありました。
行く時の成田空港内のお店は、ほとんど死んでいました。
ほとんどのお店が閉店しており、スタバも含め、ずっと閉店しています。

まず飛行機に乗るときに手違いで、ワクチン接種証明書がないと飛行機に乗れないことが判明し、翌日の出発になりました。
この1日のロスが、数日後、風邪を引いてしまう原因になるのですが。
ワクチン4回接種券は持っていましたが、それは船橋市だけの証明だからダメで、日本国が証明している正式な証明書を保険所からもらってからの出航になるということを知りませんでした。
旅行代理店も、コロコロ変わる制度でなかなか詳細が正確につかめておらず、泣く泣くいったん自宅に帰って、保健所に行き、書類をもってあくる日に空港に行きました。
空港窓口のカウンター席には、昨日も担当された同じ担当者がいて、「すいません」と謝られましたが、仕方ありませんね。

外務省の方にも事前に連絡していたので、時間は変えられません。
ジャカルタ経由で、10時間以上もかかるトランジットで、ようやくバリ島に到着です。
バリに到着したときは、疲労で、ヨレヨレでした。
バリのウングライ空港もジャカルタの空港も成田空港とは全く違って、すべての売店がオープンしていました。活気がありました。

1日半寝ていない状態で、日本国総領事館に向かい検査もどきの立ち合いを行いました。
すでに完成して3年近くもたっているので、だいぶ汚れていて、完了検査とは呼べない状態でした。
しかし、きちんと定礎板が設置されており、当社の社名が載っていて、バリ島に爪痕を残せた喜びはあります。

その夜、バリ島日本人会による、盆踊り大会があり来賓席にて出席し、ビールを飲みました。
そのころ、もう疲れがピークに達していました。にもかかわらず行きつけだった、居酒屋にみんなで行ってしまったのが悪かった。すでに咳が発症していました。
ホテルに帰って、眠薬を飲んですぐに寝ましたがあくる日、高熱で、40度でうなされて、これはコロナかも? しばらく帰れない!
後悔の念が押し寄せてきました。
やはり バリ島にくるのはまだ早すぎたか!
病院に行き、コロナではありませんでしたが、高熱で、ずっとホテルで、寝る毎日でした。
久しぶりのバリでベットの中でただジーとしている苦痛はつらいものです。
ラオタというおかゆの専門店があり、朝昼晩、おかゆを食べる日々でした。

帰りの飛行機をキャンセルしたため、調整がうまくいかず、5日間の予定が10日間に延長してしまいました
バリでは誰もマスクをしていません。
コロナはもう終わっています。
いかに日本が出遅れているかがわかります。

バリ島でこのコロナ禍で完成したホテルが2棟あります。
ポテトヘッドスタジオホテルとラッフルズホテルです。
ポテトヘッドはOMA(レムクールハース設計)、ラッフルズは鹿島建設です。
だるい体を押して、見学に行ってきました。
ラッフルズはブルガリとほぼ同じですが、ポテトヘッドスタジオホテルはさすがデザインが全面に出されていて、日本の建築雑誌で紹介されただけのことはあると思います。
ただし高級感はありません。現代建築の虚しさでしょうか? あまり人気もありそうにありません。
バリ島らしさを現代建築にアレンジするのは至難の業なのでしょうか?

私の戸建て住宅にも同様のことが言えます。
極力、バリのローカルの雰囲気を消して(ホテルのように数日間だけ暮らす空間ではなく)現代風に設計したのですが、さすがこのコロナで島全体がひっそりしてしまい、新築の家に住む環境ではなくなりました。
これからが期待です。
直行便が出来て、もっと観光客が元通りに戻れば、さらに活気がつき、明るい未来が来るはずです。

久しぶりの祭事~鍬入れの儀~

2022-08-23
久しぶりの地鎮祭です。
ずっとコロナ禍だったので約3年ぶりの地鎮祭になりました。
地鎮祭は、一般的に「ぢちんさい」や「ぢまつり」と言っていますが正しくは、「とこしずめのまつり」と訓みます。
工事が安全に事故が起きない様に神主様にご祈祷していただき、安全祈願する儀式のことです。
土地の神様に土地を利用させてもらうお許しを得て、工事の安全を祈願するという意味があります。御供物も海の幸山の幸、そしてお酒(御神酒)を捧げます。
神道とは森羅万象の全てに神々( 八百万の神)が存在するという、日本独特の神話の世界感が溢れるロマンティックな宗教です。はたして宗教と呼べるものか?も不明です。文化なのかもしれません。
私は今までにもう200回くらいは地鎮祭で鎌入れをしたと思います。
ですがその都度 気持ちを新たにスイッチして、欲にまみれた自分の心を清めて頂いた感がします。
初めて動画を取っていただき、我ながら様になっていると感じたしだいです。

安倍元首相 急逝 

2022-07-14
先週末金曜、安倍さんが急逝した。
コロナ禍、独裁国家に囲まれた危険、戦後最大の危機的状況を感じる日本。
羅針盤を失った感のある今の日本ですが、
「失敗しても決して諦めない事、立ち上がる事が成功への道」 
今年の近畿大学の卒業式での安倍さんのご挨拶です。

 https://m.youtube.com/watch?v=LsM20uORG2I


我々の使命は、将来、少しでも、「いいね!」と理解していただける、第三者からみても、「素敵な建築」といわれるような、そんな「建築」を残すことしかない。
それが今の我々に出来ること。
「いい建築」のために努力を惜しまずに、検討を重ね続ける事。

100年前に建築家ルイス・カーンが言った言葉が身にしみる。

「創造とは逆境の中でこそ見出されるもの」



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